shimaのblog

素晴らしいものたちを布教するためのblog

『導火線 FLASH POINT』(2007年公開) 感想。

 

JW4からドニーさんに爆ハマりしてるオタクの感想だよ。

 

※※※ネタバレあるよ〜※※※

 

 

 

・かんそう

ムッッッッッッッッッッッチャクチャ好きな映画すぎる。。。

良すぎて脳汁ブシャブシャでる、ガチでおもしろすぎる。。。

けど何でこんな好きなのか説明しろって言われるとむずい。。

とにかく全体に流れる何とも言えない雰囲気がほんとに堪んない、

冒頭のクラブ?のシーンとかちょっと絶妙にダサいんだけど

そういうダサさも含めて堪んないものがある

乱雑としていて心を荒ませるけどそれが逆にほっとするみたいなアンニュイな質感というか

それがストーリーとリンクして胸にくる切なさと言葉にできない無常感が映画内にずーっと漂ってるかんじ

 

特に編集がすごすぎる、本編1時間30分と短めだけど1秒も無駄がない感じ

ストーリーパートもアクションパートも同じくらいのスピード感と緊迫感でストレスなくシームレスに観れる。うめぇ〜

あとBGMが本当に堪んないのよな、、、、、24時間 エンドレスで脳内で流しとってほしい、良すぎる、、

 

オールタイムベストに入るレベルで好きな映画すぎる

ドニーさん好きになってなかったら観てなかったと思うのでマジで観れてよかった、ドニーさんありがとうすぎる、すごい好きな映画や。。。

 

(というか何だこの語彙力が終わっとる感想は…)

 

・マーとウィルソンの友情

ストーリーの主軸はマー刑事とウィルソン刑事の相棒2人の友情なんだけどここ2人の関係性が良すぎる

2人とも優秀なんだけど問題児で刑事の癖して不良学生チンピラみたいな風貌でお堅い組織内で浮いてる存在なのがまず良いし、一緒に言いたいこと言ってバカやれる感じがめっちゃ良い(ビーチでの言い合いとか執務室でウォン警部との3人でのやりとりも堪らんすぎる…)

しかも2人が仲の良い相棒だと周囲に認知されてんのも良すぎる

多分マーは(悪い意味で)警察内では有名人だと思うのでウィルソンは「あのマー刑事の相棒」って認知されてるんだろうな・・・・(良いぜ・・・)

 

主人公のマーがすごく魅力的でよかった

全体的に「怒り」がテーマな作品なのかなと思ってるんだけど

マーはそれを体現してるようなキャラクターで作品全体に説得力が増すなと思った

 

マーの表情はいつも不機嫌そうであまりプラスな感情を表に出さない感じなんだけど、深く傷ついている友人(ウィルソン)を思いやる心があって、大事な友人を傷つけられたという純粋な怒りとただ友達を助けたいというピュアな気持ちがあって、すごく善良さがあって感情移入できる。

マーは不器用な人間でその心の中の善良さを上手く外に表現できないんだけど、その純粋な怒りの感情がアクションとして昇華されているのがすごく良いなと思った

マーは実際すごく繊細な人間だと思うんだけど、本人がすこぶる感情表現が不器用で尚且つ格闘の才能があるがゆえに、ありあまる正義感で先に体が動いてしまうところが多分あって、不本意に「暴力刑事」の評判がついちゃったのかなと…

そういうマーの性格の不器用さとかがちゃんと感じられる脚本がいいなと思った

 

そんなマーの性格をふまえたうえで

普段は冗談言い合ってふざけてる2人だけど心では固く信頼し合ってるマーとウィルソン、まじで【理想のダチ】すぎて目眩しそうでした………(最高ゥ〜〜〜〜!)

 

(ここまでぜんぶおたくの妄想ぉ〜〜〜〜〜)

 

・アクション

自分がアクションについてはまだまだ不勉強でとにかくスゲーーーーーーッッッ!!!、カッコイイーーーーーーッッッッ!!!ってことしか分からないんだけどこの作品が契機になってドニーさん流のMMAが世界に認知されていったんですね

アクションのリアリティが本当にすごかった

マーのあのギランギランした目でトリッキーな動きするアクションが本当にハラハラワクワクした

あとこの作品はストーリーとアクションが地続きになっている感じがして、アクションにキャラクターの感情がちゃんとのっている感じがして「アクションの演技」がすごくよくてより世界観に没入できました

 

・その他で好きなとこ

ウィルソンの彼女役の女優さん(ファン・ビンビンさん)がまーじで可愛すぎる、、、、妖精みたいな透明感な可愛さ、、、、顔もバチボコ可愛いんだけど所作とか表情とか醸し出す雰囲気がめっっっっっちゃ可愛い、、、

可愛すぎて殴られるシーンとかガチでつらかった

あと映画のラストで敵側兄弟の認知症のお婆さんが草原の中をうろうろしていてそれを見つけるマーのカット、本当に悲しかった・・・好きなシーンです

 

おわり

『イップ・マン 葉問』感想

JW4でドニーさん沼に落っこちたオタクがイップ・マン2(葉問)を観た感想だよ。短いよ。

○感想
う〜ん、自分はちょっと残念に感じてしまったなぁ、序章のなんかあの雰囲気映画っぽい感じが好きだったんだけど…
大味なハリウッドの大作映画みたいな味わいの映画になっちゃった感じした、個人的に…
中盤くらいまではわりと好きなんだけど、最後結構大味になって終わるなぁって印象
魚市場の師弟のアクションシーンとか師範に囲まれての円卓のシーンとか面白いし好きなんだけど…
あとなんか脚本がすこし煩雑になっている感じがした

○それはそれとして…
このホアン・シャオミンさんとかいうドチャイケ男さんは何なんですか?
顔もすごいし体もすごいね…いやほんとに顔と体がすごすぎる(繰り返すな)
こんな造形が完璧な人間って存在するんや…
こんな弟子お出しされてこれ以降出番ないんですか!!!??はっ!??

あと苦労性のイップ師父、萌えや…
武術の天才である一方でちょっと浮世離れしててそのへんの一般人の感覚なさそうなのいいなと思いました……
金勘定ぜんぜんできなそうな感じが萌えです
自分がビンボーなのに困ってる人見るとすぐに恵んでしまうんやね…
(いやでも奥さんが可哀想すぎる)

師父の美しさがさらに増し増しになってる感じがした(ドニーしゃん…)
ちょっと困った顔で笑うのが色っぽくていいなと思いました、いつも浮世離れしてる師父がそん時ちょっと俗っぽくなる感じがたまんねーっす…

以上オタクのきしょい感想でした…

『シャクラ』感想

ドニさん沼におっこちて数ヶ月のオタクが「シャクラ」を観たよ。
初めて主演映画を劇場で鑑賞できた!!ヤッタ〜!!
完全主観による無責任発言多めの感想だよ

※※ネタバレがあります※※

初見の正直な感想
おもしろかったです!
ですが…正直まだストーリーを整理できていません!泣
特に最後の畳み掛け、何が何だか分からず誰誰誰!?何何何!?(宇宙猫顔)になっていました
初めてちゃんと武侠映画なるものを見たのですが
特に説明もなく難しい名前の登場人物が大量に出てくるので途中から相関関係がごっちゃになってしまった
武侠映画ってみんなこんな感じなのかなぁ)
でもそれ抜きにしてもおもしろかったです!

言わずもがなアクションが凄すぎて訳が分からなかった
しかしストーリーパートでツッコミどころも多かった
そこの寒暖差で風邪ひきそうでした

前半〜中盤は割と綺麗にストーリーまとまっていて、エピローグ(バカ長い)で様子おかしくなり最後の爆速エンドロールに爆笑
ところどころつっこみたくなる箇所があり、この喬峯が夕陽見るぶれぶれのシーンいるかな…とかなんでお色気シーンこんなカメラ寄るねんとか
義断の杯のシーン不自然に長くないかとか
さんざん谷垣さんの過去記事とかでドニーさんの現場でのハチャメチャぶりを聞いているおたくとしては
もう本当に先入観なんだけどあれじゃないこれじゃないといろいろ現場で急遽追加になったのかなと
現場のドニーさんの姿が脳内にちらつきました(笑)実際どうかは分かりません!

ちょいちょいストーリーパートで心の中でツッコミを入れつつも
アクションパートの圧巻さにへあっ!?とびっくりするのを繰り返していて忙しかった
そういう”いびつ”っぽいところも含めて愛すべき映画だなって思いました

原作の中でも喬峯を演じることにこだわりがあったと言っていたけど
本当に現代でやる意味のあるヒーローだと思った
大量の情報が否応無しに常に流れ込んできて、
無責任な色々な人の気持ちや意見が意図せずとも目に入ってきてしまう現代の情報過多な世界で
誰が何と言おうと言わせておけばいい、結局は自分の信じるものに従うだけ、っていう着地がすごく良いと思った
すごく勇気をもらえたし自分も自分なりの信念を持って頑張ろうって思えました

中国の武侠映画版MCU的なことをやりたいって言ってたけど
本当にそんな感じの印象で
これやりたい!こんなんあったら面白くない?という情熱を感じてよかったです
特に最後のエピローグ(笑)(笑)

パンフレット読んでいて原作小説の「天龍八部」は4人のメインキャラクターがいて喬峯はそのうちの一人だと知りました
他のキャラもチラッと顔見せ程度で出ているっぽい
中国では有名すぎる小説のため特に説明せずともみんな分かるらしい
日本人には不親切だけど…笑

というか原作の「天龍八部」普通におもしろそうだな〜
普段あまり本を読まない人間なので長編すぎてハードル高いけど…汗

ヒロイン阿朱(あしゅ)について
男女の恋愛描写に苦手意識があるんだけど
この映画の描き方はとても好きでした
喬峯と阿朱の関係は恋愛っていうか
男女のブロマンス的な関係だと捉えてたしその方がいい!と個人的に思っていたので
最終的に阿朱が「妻」になっちゃったのはちょっと残念だった
(原作がそうなのかな?)

誰からも信じてもらえなくても
信じてくれる人(阿朱)が1人でもいればいい、それが喬峯の生きる理由になるし
阿朱は死んでしまったけどそれでも
一時でも自分を肯定してくれたという事実が残って喬峯を生かし続けているというのがとてもドラマチックで良いし納得感があった

父にも喬峯にも愛があってどちらも選べなかった阿朱の行動は
悲劇的な結末になったけどそれが結果的に復讐の連鎖を止めることになるのもやっぱりヒロイン的だなって思った

好きなシーンとかキャラクター
ヒロインの妹の阿紫(あし)が良かったです!
原作では門弟同士で潰し合う過酷な環境を生き抜いたかなりの暴れん坊で癖つよキャラらしい
今回の映画でもちょっと跳ねっ返り感が出ていてよかった!
もっと大暴れするところ観たい!!(強い女がすきなので)
話が通じなさそうなところがよい(話する前に先に手が出そう)

これは完全におたくの妄想なんだけど
最後の方、喬峯と阿紫が馬に乗って並走するシーンがあるけど
ヒロインの妹(阿紫)と義兄(喬峯)のコンビってめっちゃいいなと思った
所詮他人同士だしそこまで性格の相性良い訳じゃないんだけど
阿朱という存在で繋がってる二人…良いゾ……
もし続編あるならここのバディものをむちゃくちゃに見たいです

あと今回、比較的出番多めだった喩亢さん
見るたびに何とも言えない愛嬌と味のあるいい役者さんだなって思うんだけど、ドニーさんの映画以外では見れないんだね、ちょっと勿体無い 笑 でもそこが良い!

馬夫人は黒幕のキャラでもあるんだけど
とても悲劇的な背景で感情移入してしまった
美しさという武器はあるけど境遇に振り回されてそう生きるしかなかった悲劇という感じだった

他にも好きなシーンいろいろあるけど
阿朱が段正淳(父)と阮星竹(母)に対して
「娘さん(阿紫)はあなたを愛しています」って伝えてそこに自分の気持ちを重ねる切ないシーンとか
命懸けで阿朱を守る喬峯に対して阿朱が「私にそんな価値があるか?」と聞いて、それに喬峯が「ある、自分を信じてくれた」って返すシーンとか
父との再会のちの喬峯と阿朱の小舟の上でのやりとりとか
義断の杯かわしたのちの命の取り合い本気バトルとか

心に残る良いシーンいっぱいあった!

こっから私の妄想強めだよ
これは完全に一介のオタクくんの妄想なんだけど
推しのドニーさんがいつめんスタッフに囲まれて
嬉しくて出番終わっても喩亢さん残らせて助監督やらせたり
谷垣さんを急にカメオ出演させたり(パンフ情報)
自分の好きな人たちと自分の好きな原作を映画化して
推しが幸せならそれでファンも幸せっていう気持ちになったよ

ドニーさんのこれいいでしょ、面白いでしょ、みたいな気持ちが
ファンとして共感できるし
いつまでもワクワクを持ってる推し、カッコイイ…みたいな気持ちになる
ドニーさんはもう自分のやりたいこと何でもできるみたいな立ち位置にいるのかもしれないけど
これからも自分のやりたいこと好き勝手やってほしいしそれを見ていたいなと思いました

『シャクラ』舞台挨拶レポ

2024/01/06 @TOHOシネマズ錦糸町楽天
ギンティ小林さん(映画ライター)&谷垣健治さん(アクション監督)トーク

シャクラの舞台挨拶の内容を記憶を頼りにまとめました
書いている人が記憶力に自信がないのと、にわかファンのため細かい情報に誤りがあるかもしれないです…(すみません)ご了承のうえでお読みください
結構パンフレットとか谷垣さんのコメント動画で既出の話もありました。
あと話の流れ前後しているかも

※※本編のネタバレがあります!※※

(小林さん&谷垣さん入場)
やばい谷垣健治さん目の前におる…ちょっと小柄な印象
たぶんちょっと小走りで舞台に上がってたんだけどそれが全身筋肉あって体幹しっかりしてる男の人の動きで個人的には初っ端からハチャメチャときめいてしまいました…

舞台裏でも小林さんと話が盛り上がっていたらしく、その流れで舞台に上がって早々2人とも立ったまますごい勢いで話始めてしまって、劇場スタッフの人にあの座って話を…と言われて慌てて座っていて可愛かった

冒頭トーク
・「なんじゃこりゃ!」って感じの正月映画らしい景気良い映画
・正月から「俺が貴様を地獄へ送る!」って何だよ!と笑いながらつっこんでいた(日本版ポスターのキャッチコピー)
スマホ取り出してメッセージ履歴見返しながらドニーさんとの近況を教えてくれた
さっきパンフレットの写真をドニーに送ったら「本国の配給元に送って!」と返信がきたとのこと(本国は映画のパンフ的なものがないっぽい)
・舞台挨拶あるんだけど何かメッセージある?とドニーに聞いたら英語でメッセージをくれて、谷垣さんが読み上げてくれた(たぶん映画楽しんでね的なメッセージ)
・ドニーはこの映画を気に入ってて今の現場の監督とかが居るモニターチェック用のブース?にiPad持ってきて流してみんなに見せてるらしい(このエピソード ドニーさんぽくてめっちゃ好き 笑)

映画の内容について
・本当なら原作はドラマにするくらいの分量だけど無理矢理130分におしこんだ
その結果があの読ませる気のない爆速エンドロールです(笑)
・原作は長編だがどこを切り取るか(喬峯編)だけは最初から決まってた
・最後の真犯人の種明かしパートちゃんと分かりました?分かりにくいよね?って谷垣さんが全部もう一度丁寧に教えてくれた
馬乗ってもふもふ来てた人は喬峯で〜その後出てくるのは喬峯のお父さんで最後の赤ちゃんは喬峯だよ!みたいな感じ
てゆうか俺もよくわかってないみたいなこと言ってた(記憶あいまい)
・ドニーさんの喬峯父の兼ね役について 谷垣さん「年相応だったでしょ?(笑)」
・真犯人種明かしパート撮影始めたときは誰を犯人にするかまだ決まってなかった(!?!?)今までにない感じにしようっていう話だけしてた
だから坊主(玄苦大師)がお前は…って言って殺されるシーン撮影ではまだ真犯人が決まってなかったので本当は犯人の肩なめカットが撮りたかったけど撮れなくて坊主単体のアップになった(そんなことある…?)

アクションについて
・よくある武侠映画のアクションはかなりファンタジー強めだけど今回はおさえた(これでも抑えてます!)龍出すのとかはやりたくなかった
・あとよくあるのは空まで飛んでって上空でカンカンやるのはよくあるけどそれはもう先輩がいるから僕らは下に下に…って感じでアクション組んだ
・ワイヤーアクションについて「みんな体重2キロくらいしかない」
・「僕らはゴミ拾いの達人」宮崎吾朗さんの宮崎駿監督評の言葉を引用して、日常のちょっとした気づきを集めて作品にさりげなく組み込んでいくのがうまい、って話で、全然レベル違うけどちょっと分かるんですよ、僕らもいろんな要素を足してアクション作ってる、敵が盾で喬峯を覆うシーンは日本の組体操の動画を現場で見せて決まった、あとロシアのコサックダンスからヒント得たシーンとか
・谷垣さんどこにいたか答え合わせ
最初の鳩摩智 (くまち)とのシーン(であってますかね…)で武器で壁を叩いて喬峯に知らせる役
本当は喬峯のとこまで飛んでって知らせにいく予定だけど、最初っから誰でもかんでもぴょんぴょんしてるとパワーバランスが分かんなくなるのでカットになった「一番最初に飛ぶのはドニー!(笑)」
・ 屋根走るシーンはもともとなくて現場で追加になった。でもそれ用のセットじゃないからぼこぼこ崩れる(笑)ので演者を落とさないようにクレーンでつるしてたところもある
・100tクレーン4台って異常だよね
・ウー・ユエさんは国から賞をもらうくらい(?)武術がすごい人らしい。谷垣さんもすごくやりやすい人だったとのこと
・↑の話に対して小林さんがウー・ユエさんが学年主任顔だと言い出してなら喬峯はヤンキーだねって例えに谷垣さんが笑っていた

苦労エピソード
・最初の方のシーンの撮影はまだ予定めどたっててVコン作ったりする余裕あったし6日くらいで撮れたけど中盤シーンあたりからスケジュール怪しくなってきてめどたてるのが難しくなって最後のシーン撮影は結局1ヶ月くらいかかった。その間ウー・ユエは別の作品の撮影にも行ってた
・クライマックスの戦いは撮影に時間がかかりすぎて別作品の撮影クルーにその場所を空け渡さなきゃいけなくなったので、その場しのぎで窓から突き抜けるとか下落ちるかとか、そういうので他の撮影クルーの予定気にしながらなんとかアクションつないで編集で上手いこと繋げてった。
・↑この時に谷垣さんがアクションの説明をバーン!とかドカーン!とか擬音語使いまくり&身振り手振りで一生懸命 説明してくれて可愛かった 雰囲気だけしかあんまり良く分かんなかったけど(笑)
・編集スケジュールがやばかった、本国の公開は2023年の旧正月だったけど前年の10月(多分)くらいまでまだ撮ってて11、12月で編集1月公開みたいな…(ヒ、ヒエ〜〜〜)

おわりに
・ドニーさんのサイン入りポスターを抽選でプレゼント 谷垣さん「僕が持っててもしょうがないんで…」
・サントラCDのプレゼントで。曲も良く聞くと良いよ、ドニーが仮編集の時に持ってきた曲が良かったのでその作曲の人にお願いすることにしたとのこと
・導火線2の話が出て会場ザワつく
ドニーから4月空いてるか?って聞かれたけど谷垣さん空いてなかった
導火線1の舞台なんですか?とか小林さんに質問責めされるもまだなんも決まってないとのこと(笑)
・新作映画(ジャッジメント??)は少し現場に見学にいった
・今後もドニーさん撮影の予定がもりもりで「50歳で辞めるって言ってたのに今すごく忙しくしてる(笑)」
・谷垣さん帰りしなに、シャクラもジョンウィックのケインもイップマンも同じ人やってるのすごいよね、って今思いました、ってオタクが100回くらい思ってることを今更言ってました

話がなかなか尽きずに劇場の人がそろそろ…って言って終わらそうとしてもまた二人が話し始めるので、無言の圧をかけられていた(笑)

以上です!

体感 秒で終わっちゃった…まだまだお話し聞きたかったな…

『イップ・マン 序章』感想

 

JW4からドニーさんにハマった私ですがまだ代表作を観れていなかった!
今更ながら「イップ・マン序章」(2008年公開)を観た感想。

 

○ストーリー
実在の人物をモデルにした映画で、1930年代、日本軍に占領された中国広東省仏山市で、日本軍の理不尽な仕打ちの中で生きていた町の人々だったが、その理不尽に屈さずに己の美学を全うして「詠春拳」で戦う葉問の姿が民衆に勇気を与え、民衆たちは団結し希望を取り戻していく。一方葉問は戦いの中で銃を向けられ重症を負い、一家とともに命からがら仏山から逃亡するところで映画は終わる。

 

○本当に美しい映画だなぁ…
一番の感想は本当に綺麗な映画だなっていう事で、美術がきれいだし、画作りが美しくて、観ていてほれぼれうっとりしてしまうシーンが多くて(特に前半)目に華やかで幸せな気分になれた。
美術設定資料集とかあればぜひ欲しいな〜って思うくらい。かなり中国の美しい視覚的な世界観にときめいた!
あと美術に関しては古い綿工場で綿が飛び散る中で戦うシーンも面白かった。
最初の場面で出てくる豊かな時代の葉問邸の調度やら街の雰囲気やらが本当に綺麗で、この世界観に入り込めるだけですごく幸せな気分になれる。
映画中は基本「静」な空気感がずっと流れている感じで、BGM等の演出も最低限な感じがした。そんな凪な時間の中で、戦いの場面の技の美しさはもちろん、イップ師夫の武術の精神や他人への哀れみ慈しみの心だったり、夫妻のどんな厳しい境遇でも慎ましくお互いを思いやる心だったり、そういう美しいものがずっと流れていて、静かな時間の流れの中で際立って良かった。
結果その美しい精神が民衆の心を動かすというのも良かった。

 

○ドニーさん演じるイップ師匠
それはそれとして、JW4のケインをドニーさん推しの入口としている人間にとってはドニーさん演じるイップ師匠のギャップにトキメキが過ぎる………全然ヤカラ演技(?)のケインとイメージが違う!お上品で美しいイップ師夫の身のこなしのギャップに胸がキュンキュンしてしまうよお〜ドニーさんの振れ幅スゴ!!!!と改めて認識。
イップ師父、戦いの中で民衆たちに希望を与えていく存在なんだけど、本人はどこか少し客観的で冷めていて、ずっと悲しげな感じがして、暴力が支配する世界を憂いている感じがまた師父の美しさを際立たせていた………。
あと葉問一家がかわいすぎるぅ〜。奥さんが比較的長身で常盤貴子似?な凄く美人さんなんだけど所作がなんとなく可愛らしくてイップ師父も所作とか雰囲気が穏やかで美しいから奥さんとのやりとりが本当に癒しでしかない…………。ありがとうございます………。
ストーリー上しかたないとしても一家が辛い目に合うのが本当にしんどくて……どうか幸せになっとくれ〜としか思えん………。
あとはイップ師父の皆んなからの愛されっぷりにかなり癒された!推しが愛されてる世界は癒し〜〜〜〜。

個人的にはかなり好きな映画です!
2観るのも楽しみ〜!

『スーパーティーチャー 熱血格闘』感想

ジョン・ウィック4でドニーさんの格好良さに落ちたオタクが過去の出演作を未漁ってる感想まとめ。

※ネタバレ普通にします
※オタクが書いてるので感想がキモい

『スーパーティーチャー 熱血格闘』(2018年公開)

・ドニー力(ぢから) ★★★★★
・アクション ★★
・個人的好み ★★★
・おすすめ度 ★★★
・圧倒的カリスマ兄貴分なドニーさん
・好きなシーン:
クワン兄の気持ちを察して補修に付き合ってあげるやさドニーさん

ドニーさん教師パロ夢小説ってかんじのストーリー
ある学校にやってきた型破りな教師(ドニーさん)が不良ばかりの問題クラスの担任に…最初は生徒から相手にされなかったが、生徒に真っ向から向き合う姿勢に次第に生徒たちも心を開いていく…みたいなストーリー。(GTOドニーさんverみたいな感じw)
ドニーぢからで90%くらいもっとる映画
ある意味定番ストーリーなのでとても観やすくサクッと観れる。むちゃくちゃやさしい世界で不良と言っても生徒は根は皆んな良い子ちゃんなので爆イケドニー先生の魅力にかかれば秒でドニー先生爆推し人間に変貌する即落ち2コマである。
先生陣も同様で生真面目メガネキャラの美人教師が最高にドニーさんの夢女していて良い。
ヒューマンドラマメインと思いきやアクションの見せ場もちゃんと複数あるしドニーさんが教室で大暴れして半壊さすシーンもちゃんとある!!!!!!(重要)

ミーハーなストーリーだけかと思いきや意外と後半は香港の教育現場の問題に時間を割いていて、競争社会や生徒の自殺問題などの重いテーマも取り上げていた。広い意味で平和の防波堤としての教育、それを示唆する万里の長城のシーンなど印象深かった。あとはクレジットに谷垣さんの名前がありびっくりした。

個人的にちょっと辛かったのが、不良生徒の1人で、双子で家が貧乏で、弟のために成功してこの生活を脱出したいと思っている子が必死に勉強をするんだけど、ADHDで勉強しても全く試験で結果が出ずに思い詰めて自殺未遂までしてしまう…みたいな場面があるんだけど、一応映画上は解決したっぽくなってるのだが、次は試験受かるとイイね!おう頑張るぜ!みたいな締めになっててそういう個性を持った人でも激烈な学力競争から逃れられぬのか…香港の学歴社会辛え…と勝手にお辛くなったりした。(実際のところは分かんないけど…)

『追龍』感想

ジョン・ウィック4でドニーさんの格好良さに落ちたオタクが過去の出演作を未漁ってる感想まとめ。

※ネタバレ普通にします
※オタクが書いてるので感想がキモい

『追龍』(2017年公開)

・ドニー力(ぢから) ★★
・アクション ★★★
・個人的好み ★★★
・おすすめ度 ★★★★
・移民のチンピラ集団のリーダー兄貴ドニさん→裏の麻薬王ドニさん
・好きなシーン:
イギリス人警司を撃った後屋上での2人のタバコシーン

男二人が出会って運命が動き出す…全オタクが好きなヤ〜ツ
1960年代に職を求めて不法移民としてやってきた金無しチンピラ集団の兄貴ホウ(ドニー)がなんやかんやあり警察署長のロック(アンディラウ)と出会い、お互いの窮地を救ったことから友情が芽生え結託し、汚職が蔓延する当時の香港で警察のトップにのしあがるロックと裏社会の麻薬王としてのしあがるホウの2人の運命を描くストーリー…という感じなのだが、こんなオタクに都合の良い筋書きがあってよいのだろうか。
映画内で何度も「生死は運命が、富は天が決める」というフレーズをホウが口にするのだが、2人の運命を思うと痺れる台詞である…
2人はたまたま出会ってしまった運命と、己の欲望によって良くも悪くも全てを手に入れて、同時に多くの大切な人を失う。(っていうかホウさんの失ったものがデカ過ぎて無茶苦茶気の毒でならない…)
ホウはとにかく貧しく育ちが良い訳ではないし言葉も悪いし手も出るが、とにかく身内想いな性格で、仲間の弟分の失態にも自分が出ていって落とし前をつけるし弟分達から慕われているリーダー的存在。
対してロックはいつも隙がなく涼しい顔をしていて、むちゃくちゃ優秀だが権力を手に入れる為に裏で何でもやる…という2人の登場人物の描き方のコントラスト、オタクに優しすぎる…。
出会った頃の2人は爽やかな若者同士といった感じで、ニカ!と白い歯を見せて笑うドニさんの演技がとても愛嬌があってかわいい。権力を手に入れるに従って、富は浴びるほど持っているが汚れた仕事のツケが回ってきて心に余裕がない2人の表情の変化、クゥ〜こりゃあ効きますなぁ…
そして例のシーン、禁断のルールを破りイギリス人を撃った後、この後の運命を感じながら沈黙の中でタバコをふかす2人のシーン…なんやこの完璧な構図は…このシーンだけで5億点差し上げたい…これだけで元が取れるでぇ…
香港ノワール(?)な作品を初めてまともに観たのですがこれはどえれぇ沼かもしれない…。

ってか公開時ラウさん56歳ドニーさん54歳てマジ?
ドニーさんもめちゃくちゃ若く見えるけどアンディラウ歳上なんか…喫驚…何か「コト」が起きてるとしか思えん…あなた仙人なんですか…?
2人は20代からおじいになるまで演じてるのだが本人達が見た目が若過ぎておじいの時特殊メイクするというおかしなことになっている。この振れ幅の年齢を1人の人間が演じてるの凄いですね…
というかアンディラウ出演作を初めてまともに観たけど何やこの人間は…カッコ良すぎる…(スタイル良…)スーツ姿眼福です誠にありがとうございます
そしてラウは唄も歌う!!!美声!!!
香港ではこういう系の映画はほぼ俳優のアイドル映画やと聞いた。やから主題歌も歌うらしい?(SNSの偏った情報)
冒頭ハンサム顔にくるくる癖っ毛ヘアでタバコふかすドニさん現れた時はオタクは思わず「ブヘヘ」とくそキモい笑い漏らした…チンピラ時代のドニさんのニカ!な無邪気笑顔(かわい〜)そして弟分達からアニキ!と慕われるドニーさん。しみじみ良〜
九龍城砦での立ち回りも好きだけどダンプカーでイギリス人の車をぶっ壊す目力ガンギマリの操縦席ドニーさんも良し。
そしてドニーさんの飛び蹴り!!いつ見ても惚れ惚れ〜誰かがドニーさんはアクションでの「演技」が凄いって言ってたけど自暴自棄になってる何しでかすか分からないムチャ怖アクションとか本当に感情が伝わって凄かった。
あ、あと弟分に「スーパーティーチャー」で敵役を演じてた方がいてびっくり。喩亢さんと言ってドニー組の固定メンバーらしい。兄貴を慕ってる姿が健気でなんか切ない雰囲気がいいんだよなぁ〜。あとロック側の相棒の人(塚地似)の感じも良かった。

映画全体に漂う時代感の雰囲気が良い!
もう九龍城砦のあのセットで大立ち回りが観れるだけで満足。
1960年代の香港の街並みを観ているだけで懐かしい異国情緒いっぱいでいい気分になれる。手っ取り早くあの頃は良かったな〜と「あの時代の香港」の良いとこどりを摂取できるという意味でALW○YSみたいな映画かもしれん。
ストーリーとしては数十年の男の一生を2時間で処理してるので短いスパンでかなり色んなことが起きるのと、時代背景など全然理解してなくて少々混乱するところもあった。
人間ドラマが中心なのと、九龍城砦という舞台が狭く入り組んでいるのもあって、基本距離が近くアップ目の画が多い印象だった。
けど全体的にいい映画だったです!