11/2 九龍城寨之圍城(原題) 舞台挨拶回レポ

登壇 : フィリップ・ンさん(出演)、テレンス・ラウさん(出演)、谷垣健治さん(アクション監督)
※舞台挨拶トークの書き起こしです。雑です。質問に関しては、広東語で本人が話す→通訳の方が話す、という形で進行していました。
※※本編のネタバレがあります※※
●上映前の挨拶
アンガスさん(プロデューサー)香港からわざわざ映画を見にきてくださってありがとうございました。
フィリップさん)よく聞き取れす(日本語で)よろしくお願いします。
テレンスさん)(日本語で)あ〜、おはよう! 私は〜(広東語で役名)あ、信(シン)です!あ〜〜(フィリップさんに助けを求める)よろしくお願いします!
谷垣さん)あ、おはようございます。もう見てもらった方がいいと思うんで!あんまりいいません。またあとでね、終わってから、ハイ。
(谷垣さん、通訳さんに何かつっこまれて広東語で会話?)
●上映後の挨拶
フィリップさん)みなさんこんにちは。私はHAHAHA〜を(会場笑い声で聞き取れず)みなさんこの映画を見て気に入ってくれると嬉しいと思います。
テレンスさん)映画を見にきてくださりありがとうございます。のちほどのQ &Aを楽しみにしています。
谷垣さん)今日初めて見られた方?(観客手を上げる)多いな!どうですか?おもしろかったですか?(会場から拍手)
●観客から質問タイム(事前に配られたQRコードから投稿するしくみでした)
ーーー谷垣さんへ : アクションの振り付けだけでなく、アクション練習の指導もされたんですか?役柄によって練習内容はどのように違いましたか?
谷垣さん)るろうに剣心のときもそうですけど、トレーニングとリハーサルを分けてやるんですが、一ヶ月二ヶ月の間くらいでアクションがある役者さんにはトレーニングルームにきてもらってやりました。何かをマスターしてもらうというよりは、その人が何が得意で、怪我とか、こういう動きができないとか、そういうコミュニケーションをとる場はあったと思います。
なんでしたっけ質問?
役柄によってもちろん違います。アクション練習といっても役者さんが5人くらい並んでせーのでやるわけじゃなくて、僕らアクション部十何人かいますけど、アクション部と彼、彼、っていうそれぞれ、もちろん役柄が違うと動き方も違うし、アクションも違ってくるんで。それぞれに合わせたオーダーメイドというかカスタムメイドというか、そういう感じでやっていました。毎回そうなんですけど。
ーーーテレンスラウさんは初めての本格的なアクションだと思いますが苦労された点は?
テレンスさん)撮影に入る一ヶ月前からトレーニングを受けて、一生懸命練習をする、実際撮影現場にいくと現場でどういうふうにやるのか監督と相談しながら決めていく、ご存じのようにソイチェン監督は我々役者が準備をして臨むのはあまり好きじゃないです、やっぱり現場は刻々と変わるわけですから、現場にいくとアクションのスタイルはどうなるのか、あるいはやり方はどうなるのか、場合によっては何人かと一緒に戦う場合は、立ち位置はどうするのか、いろいろな展開があるわけなんですよね
そういったものを見た上でやるというのが監督のやり方なので、私はとにかく一生懸命やっただけなんです。
ーーーフィリップ・ンさんはとてもクレイジーで深い役柄でしたがキングの役作りは?
フィリップさん)確かソイチェン監督は最初に会議を開いた時に、それぞれ役柄がどういうものかお話をしたんですけれど、監督が言うには映画を見ればあなたの演じる役柄がわかるんですが、観客は最初あなたがやってるというのは全くわからなくなると思うんですよ、といい、そうなんですか、と。そしたら私自身はソイチェン監督の大ファンで、監督はいろんな役柄を演出するのが非常にうまいんですよね。だからとにかく監督を信じていればいいと思いました。そうしたら衣装合わせの日に、私はどういうイメージになるのかなと思ったら、なんと3点セットで、長髪で、髭があって、それで非常にでっかいメガネをかけると。なるほど、多分監督はそういうものが欲しいのかなと。監督はひとりひとり役柄に合わせてそれぞれ方向性を与えているわけなんですね。
例えばジートンが演じた(聞き取れず)この人は割ときちんとしていて、いつも癖で髪の毛が乱れたらすぐ整えるようにする、そういった癖のところも非常に監督は注目するわけなんですよね。
監督は私に対して、君は笑いのところでしっかりやれ、と。笑ってどういう笑いをすればいいんですか?こう笑ったり、ああ笑ったり、、とあれこれやって、最終的には今のやり方を見つけたんですが、この場を借りて監督にお礼を申し上げたいと思います。
つまり笑いの時は非常に難しいんですよ。あんまりやりすぎるとオーバーしてしまって、よくない、逆に足りないと、インパクトがないと。監督はこの辺がしっかりとコントロールできているんで監督には感謝するしかないと。だからこのような素晴らしい演技を見せることができました。
ーーーフィリップ・ンさんの演じられたキャラクターの強さについてのコメントが多くいただいたんですが笑、気孔が無敵すぎてすごかった、気孔を極めるとここまですごいのか、などなど、映画のリアリティラインを超えていてすごかったとか(会場笑い)これは意図されたものですか?
フィリップさん)みなさん信じないでください、僕は気孔はできません。(テレンスさんがフィリップさんをパンチ)ア〜〜!(フィリップさん倒れるフリ)一回だけですよ、あ〜イタイイタイ(日本語で)。
気孔はもちろんできませんけれども、私の役柄はどんな武器がさされてもうたれても、死なないんですよね 実際やるのは難しいと思うんですけど我々生身の人間ですから、こんなに死なないわけにはいかないんですよ。とにかく監督を信じてみなさんを信じてやるしかないと思うんですけど、だから正直撮影中はバンバンバンバン殴られるんですけれども、何でもないよ、っていう感じで、カットっていったら、もう大変 笑 イタイイタイ笑 そういうことなんですよね。
でも本当にケンジさんの、デザインしたそういうアクション、本当に詳細にわたって、ひつひとつ、とても安全で、丁寧に考えてくれてるわけなんですけど、それと同時に、相手役の私は兄弟と呼んでるんですけど、彼らがとっても気をつけて、とにかく一生懸命やったわけなんですが、そうじゃないと今の出来栄えはないと思うんですよ。
だから本当にケンジさん、それで、兄弟(2人の方を向く)ありがとうございます。
ーーー谷垣さんに質問です。縦横無尽なワイヤーワークが素晴らしかったです。ワイヤーワークのトレンドはあるんでしょうか?
そしてキャストのお二人、アクションの撮影は大変でしたか?一番大変だったアクションのシーンはどこでしょう。
谷垣さん)ないよね。(会場笑い)あー、そうですね、ちょっと矛盾してるかもしれないんですけど、僕ワイヤーそんな好きじゃないんですよ、ほんとに。ピューンと飛ぶワイヤーがすごい嫌で。
あの、何て言うんですかね、ワイヤーワークを単独で言われると、ちょっと僕の方は「あ〜ワイヤーやっぱり思うんだな」ってちょっと、ちょっと「うっ」とくるっていうか、、、、
だから、なんていうか、ワイヤーもちょっと使うんだけど、ワイヤーの初速をバーン!て出すためのワイヤーだとか、すべてそうなんですけど、そのために使ってたりはあったりとかするので、トレンドのへったくりもないというか、逆に言うとワイヤーって分からないのが一番良い、最後のこれくらいになったら割とスーパーヒーローになるので、必要なんだけども、そこが強調されないようには毎回しているつもりなんですけど、だからトレンドって言われたらないし、興味もないっていう・・・って感じです。
(司会の方が一瞬変な間ができてしまい会場から笑い)
ーーーじゃあお二人は?
フィリップさん)映画全体大変でした。(テレンスさんの方にも聞く)
テレンスさん)(力強く)ハイ。(会場笑い)
(谷垣さんが広東語でお二人に何か話す。)
フィリップさん)今みなさんがご覧になった映像は我々が撮ったアクションの映像の半分くらいしかないんですよ。実際は現場ではこの倍以上を撮っていて、今の画面をみていて素晴らしい!と思ったらじゃあ撮影現場ではどれだけ素晴らしかったのか、というのはご想像ください。
一つのエピソードを紹介しようと思いますが、映画の中で実は全員カツラをかぶっているんですよ。私は彼(テレンスさん)もカツラを知らなかったんですよ。地毛だと思ってたんですね。実際アクションを撮るようになったら、どうしようかな、戦う時に、彼の服をひっぱろうかな、やめよう、髪の毛をひっぱろう、と思って、やったら、取れちゃって・・・もういっかいやり直すのに、30分もかかるんですよ。待たされました。ごめんなさいね。
テレンスさん)撮影現場は本当に大変だったと思うんですね。というのは非常に撮影の時間がながいわけなんです。アクションを撮るのに練習するのに時間が必要ですし、あとはアクションの大事なところは、映像的に見て、いっきにつながっていて、連続性というものがものすごく重要視されるわけなんですよ。だから多分一人一日平均15〜16時間はアクションで戦うんですよね。僕は一回だけ24時間ずーっとやらされました.
結果は、特にみなさん見たエンディングの場面なんですけども、全員もうヘトヘトで、全員もう怪我しているんですよね。役者もそうですし、エンディングの場面にはある意味ぴったりな状況だったんですよね。
(谷垣さん、傍から日本語で「はからずも劇中と同じ状況になっちゃった(よく聞き取れず)通訳さん「同じですよね」)
だから時々は眠くて眠くて、寝てしまうんですけど、撮るぞー!って言われたら起きて、また現場に入って、そうすると現場ではですね、ケンジさんもそうですし、監督もそうですし、スタッフのみなさんもそうなんですがみんな一生懸命やって、時々私が思うには、現場の状況と、映画で登場する場面と、もう全く同じなんですよ。そういう風に思ってください。
ーーーアンガス・チャンプロデューサーにお伺いします。この映画続編はありますか?
アンガスさん)カンヌ国際映画祭のときにも公表したんですけど、すでに計画はあって、初めの一章と終わりの一章、それぞれあると思うんですけど
ところが公表してからは非常にプレッシャーを感じておりまして、なぜかというと、各方面からドンドンバンバン電話が入ってきて、いつやるんだ、いつやるんだ、と。大変プレッシャーを感じております。監督が香港に帰ってから、とにかく準備整えてやりましょうよ、と。あともう一つ問題があるんですが、この映画に登場した5人の役者は、今大変有名になっていて、このひとたちとどういう契約をするのかな、と頭を痛めております。
ーーーサモハンさんやルイスクーさんなどベテランの方と共演した感想を教えてください。短めでお願いします(会場笑い)
テレンスさん)私はルイス・クーとの仕事が非常に多かったんですけど、特にこの映画の中で、彼は我々を九龍城砦から連れ出そうとする、という柵が閉める前にですね、彼はこのシーンを撮る時に、ウィスキーを持ってきたんですよ。これ飲めと。え、なんですかと。あとでわかったんですけど、先輩の後輩に対するやさしさだと思っています。つまりこれを飲んでリラックスして、うまくいくように、しかも楽しくできるように、そういった心遣いですよね。本当に今でもウィスキーのことを覚えていますし、彼には感謝するしかないと思います。
フィリップさん)サモハンキンポーとは5~6回くらい仕事をしたことがあるんですけど、実は小さい頃から彼のファンなんですね。知り合って、実は彼の映画を見て、アメリカから香港に戻って映画を撮るようになったんですけど、今回の映画の中で彼が演じる役柄が私のボスでもあり、敵でもあり、戦うシーンは以前も一回やったことがあるんですが、今回もう一度共演することができて、しかもスクリーンの上で共演を見せることができて、わたしの小さい時の夢が叶ったと。そういうふうに思っています。
⚫︎撮影タイム
(客席を撮影する際にカメラマンさんがもっと笑って!と言った際にフィリップさんが劇中の笑い方をしてファンの人を盛り上げていました)
終了後、テレンスさんとフィリップさんは出口付近でサインやお写真のファン対応をされていました!
その横からすい〜っと谷垣さんが横切りショッピングモールの方へ消えていきました 笑
2024.07.27 新宿武蔵野館『帰ってきたドラゴン』+『夢物語』舞台挨拶レポ

●『帰ってきたドラゴン』上映
倉田さん出演作&1970年代のカンフー映画を初めてみたのですが色んな意味で圧倒されてしまった。
何というか今見るとかなり荒っぽく力技なところもあって強引なんだけどそれが圧倒的パワーという感じで凄かったです。
そして若い倉田さんイケメン…(ミーハー)
●『夢物語』上映
コロナ化をきっかけに映画の仕事が減り何か出来ないかと77歳の倉田さんが近所(?)の竹藪で蚊にさされまくりながら1週間(うろ覚えですすみません)で撮った倉田プロダクションの自主映画(?)15分くらいの小作品。
50年前の「帰ってきたドラゴン」と77歳の倉田さんがバリバリ現役のように暴れ回る「夢物語」が同時に見られるのは幸運でした。
最近身内でいろいろあって歳をとることや肉体や頭の衰えとの付き合いについて考える機会があって、アクションなんかモロに年齢肉体に関わるジャンルで、ずっと「今の」自分がどこまでやれるか、を挑戦してる倉田さんすごく尊敬…感動しました。
自分が歳をとったとき年老いた自分と向き合って、こんなに頑張り続けられるか…本当に恐れ多い気持ちになった。尊敬です…
映像については多分予算のない自主映画でカメラや機材もそんなにお金なく、カメラマンも本職じゃない気が?
前半少しドラマパート/後半がっつりアクションパートなのですが正直ドラマパートは自主映画!というかんじなのですがアクションパートが凄かったです。やっぱり、映画の中でもドラマとアクションはそれぞれ別の専門技術なんだなって思った
アクションは日々の鍛錬と研究の積み重ね、一朝一夕で成り立つものではないし、やはり役者の力って大きくてそれだけでどんな低予算な環境でもこんなに見応えのあるものになるなんて、もう本当に…プロってすごいんだ(アホの感想)って思いました
衣装とか美術とかも大事だけどアクションにおいては味付けでしかなくて、アクション部やアクション俳優の積み重ねて得てきたものっていうぶっとい柱があって、それさえあればこんな骨太なものになるんだなって思った すごい
※谷垣さんのオタクが書いてるので比重多め
本当に少しだけ、体感15分くらいの軽い挨拶という感じでした。
倉田さんメインの谷垣さんはあくまで倉田さんを立てる形でという感じでした。
以外本当にうろ覚え 誤りあったらすみません…
自己紹介の後、記者+観客席に向けての撮影タイム
(写真撮影のあと座席後方のムービーカメラでも撮られてたのですが、最初写真みたいに静止ポーズで撮ってたら動画なんで何か動いてーと言われて谷垣さんが軽く連続パンチとかしていてかわいかった)
倉田さん)
ワイヤー技術やCGみたいなものがない50年前の作品だから皆さんがどう思うかちょっと不安だった
これは当時本当に何もない小島みたいなとこで撮ってて、当時文化大革命中、大陸がすぐ見える距離だったがそっちに向かって「こんな無理な撮影させやがってコノヤロー!」などと叫んでた
撮影の合間に仲間とBBQ?とか楽しんだりしてた
最後のブルースリャンとの戦いは2人しかいないしろくに休憩もできなくて1日10カットとか撮ってそれを1ヶ月?続けてた
谷垣さん)
ぼくも後ろの方で見てたんですが(本当に何回も見ているけど)やっぱり今見ても面白い、けどこれを今やろうとしても出来ないし、役者にやってともとても言えない
今のアクションが味の素いっぱいまぶして工夫してるとしたら、これは役者の素材そのまま活かしてる感じ。
当時振り付けとかもなく(?)その場でつくるので喧嘩が強い人たちのちょっとした動き(相手が踏み込んだら下がるとか)そういうのが出てて面白い
ブルースリーが間を生かしてる表現だとしたら、これは本当に手数が多くて、戦って走って戦って走って!みたいな感じ
(「夢物語」に関して)「帰ってきたドラゴン」に出ていた役者でも亡くなった人もいればまだ俳優やってる人もいる、けどこの年齢で『現役感』が出せる人って限られるじゃないですか
倉田さんは全然まだまだ現役みたいな動きだしむしろ当時より早くなってるんじゃ?って思うくらい
ほんとうにすごい…の一言で、いろいろ言うのが逆に野暮だと思う
「夢物語」はシリーズ化していて2がもう出来ていて、それも今後上映予定。ぼくもまだまだ倉田先生の作品で見たいやつたくさんあるので、それと同時上映でまたやりましょう!!と言っていた
(倉田さん)いつか谷垣監督で79歳の倉田のアクション撮るってやってみたいよね、と言いつつ、谷垣くんは本当にすごく忙しくてなかなか…本当に凄いところ遠くに行っちゃって…とおっしゃって司会の映画評論家の方もその話題にのっかろうとしたところ、谷垣さんが超恐縮して、いや、今日はこれ(「帰ってきたドラゴン」ポスター指す)の話をしましょう!!とちょっと照れて?いた
座席的にハケた後も廊下を歩いていく様子がちょっと見えたのですが、移動する時も谷垣さんが倉田さんを敬ってる感じの動きで、本当に尊敬されてるんだなぁと思いました。
『導火線 FLASH POINT』(2007年公開) 感想。

JW4からドニーさんに爆ハマりしてるオタクの感想だよ。
※※※ネタバレあるよ〜※※※
・かんそう
ムッッッッッッッッッッッチャクチャ好きな映画すぎる。。。
良すぎて脳汁ブシャブシャでる、ガチでおもしろすぎる。。。
けど何でこんな好きなのか説明しろって言われるとむずい。。
とにかく全体に流れる何とも言えない雰囲気がほんとに堪んない、
冒頭のクラブ?のシーンとかちょっと絶妙にダサいんだけど
そういうダサさも含めて堪んないものがある
乱雑としていて心を荒ませるけどそれが逆にほっとするみたいなアンニュイな質感というか
それがストーリーとリンクして胸にくる切なさと言葉にできない無常感が映画内にずーっと漂ってるかんじ
特に編集がすごすぎる、本編1時間30分と短めだけど1秒も無駄がない感じ
ストーリーパートもアクションパートも同じくらいのスピード感と緊迫感でストレスなくシームレスに観れる。うめぇ〜
あとBGMが本当に堪んないのよな、、、、、24時間 エンドレスで脳内で流しとってほしい、良すぎる、、
オールタイムベストに入るレベルで好きな映画すぎる
ドニーさん好きになってなかったら観てなかったと思うのでマジで観れてよかった、ドニーさんありがとうすぎる、すごい好きな映画や。。。
(というか何だこの語彙力が終わっとる感想は…)
・マーとウィルソンの友情
ストーリーの主軸はマー刑事とウィルソン刑事の相棒2人の友情なんだけどここ2人の関係性が良すぎる
2人とも優秀なんだけど問題児で刑事の癖して不良学生チンピラみたいな風貌でお堅い組織内で浮いてる存在なのがまず良いし、一緒に言いたいこと言ってバカやれる感じがめっちゃ良い(ビーチでの言い合いとか執務室でウォン警部との3人でのやりとりも堪らんすぎる…)
しかも2人が仲の良い相棒だと周囲に認知されてんのも良すぎる
多分マーは(悪い意味で)警察内では有名人だと思うのでウィルソンは「あのマー刑事の相棒」って認知されてるんだろうな・・・・(良いぜ・・・)
主人公のマーがすごく魅力的でよかった
全体的に「怒り」がテーマな作品なのかなと思ってるんだけど
マーはそれを体現してるようなキャラクターで作品全体に説得力が増すなと思った
マーの表情はいつも不機嫌そうであまりプラスな感情を表に出さない感じなんだけど、深く傷ついている友人(ウィルソン)を思いやる心があって、大事な友人を傷つけられたという純粋な怒りとただ友達を助けたいというピュアな気持ちがあって、すごく善良さがあって感情移入できる。
マーは不器用な人間でその心の中の善良さを上手く外に表現できないんだけど、その純粋な怒りの感情がアクションとして昇華されているのがすごく良いなと思った
マーは実際すごく繊細な人間だと思うんだけど、本人がすこぶる感情表現が不器用で尚且つ格闘の才能があるがゆえに、ありあまる正義感で先に体が動いてしまうところが多分あって、不本意に「暴力刑事」の評判がついちゃったのかなと…
そういうマーの性格の不器用さとかがちゃんと感じられる脚本がいいなと思った
そんなマーの性格をふまえたうえで
普段は冗談言い合ってふざけてる2人だけど心では固く信頼し合ってるマーとウィルソン、まじで【理想のダチ】すぎて目眩しそうでした………(最高ゥ〜〜〜〜!)
(ここまでぜんぶおたくの妄想ぉ〜〜〜〜〜)
・アクション
自分がアクションについてはまだまだ不勉強でとにかくスゲーーーーーーッッッ!!!、カッコイイーーーーーーッッッッ!!!ってことしか分からないんだけどこの作品が契機になってドニーさん流のMMAが世界に認知されていったんですね
アクションのリアリティが本当にすごかった
マーのあのギランギランした目でトリッキーな動きするアクションが本当にハラハラワクワクした
あとこの作品はストーリーとアクションが地続きになっている感じがして、アクションにキャラクターの感情がちゃんとのっている感じがして「アクションの演技」がすごくよくてより世界観に没入できました
・その他で好きなとこ
ウィルソンの彼女役の女優さん(ファン・ビンビンさん)がまーじで可愛すぎる、、、、妖精みたいな透明感な可愛さ、、、、顔もバチボコ可愛いんだけど所作とか表情とか醸し出す雰囲気がめっっっっっちゃ可愛い、、、
可愛すぎて殴られるシーンとかガチでつらかった
あと映画のラストで敵側兄弟の認知症のお婆さんが草原の中をうろうろしていてそれを見つけるマーのカット、本当に悲しかった・・・好きなシーンです
おわり
『イップ・マン 葉問』感想

JW4でドニーさん沼に落っこちたオタクがイップ・マン2(葉問)を観た感想だよ。短いよ。
○感想
う〜ん、自分はちょっと残念に感じてしまったなぁ、序章のなんかあの雰囲気映画っぽい感じが好きだったんだけど…
大味なハリウッドの大作映画みたいな味わいの映画になっちゃった感じした、個人的に…
中盤くらいまではわりと好きなんだけど、最後結構大味になって終わるなぁって印象
魚市場の師弟のアクションシーンとか師範に囲まれての円卓のシーンとか面白いし好きなんだけど…
あとなんか脚本がすこし煩雑になっている感じがした
○それはそれとして…
このホアン・シャオミンさんとかいうドチャイケ男さんは何なんですか?
顔もすごいし体もすごいね…いやほんとに顔と体がすごすぎる(繰り返すな)
こんな造形が完璧な人間って存在するんや…
こんな弟子お出しされてこれ以降出番ないんですか!!!??はっ!??
あと苦労性のイップ師父、萌えや…
武術の天才である一方でちょっと浮世離れしててそのへんの一般人の感覚なさそうなのいいなと思いました……
金勘定ぜんぜんできなそうな感じが萌えです
自分がビンボーなのに困ってる人見るとすぐに恵んでしまうんやね…
(いやでも奥さんが可哀想すぎる)
師父の美しさがさらに増し増しになってる感じがした(ドニーしゃん…)
ちょっと困った顔で笑うのが色っぽくていいなと思いました、いつも浮世離れしてる師父がそん時ちょっと俗っぽくなる感じがたまんねーっす…
以上オタクのきしょい感想でした…
『シャクラ』感想

ドニさん沼におっこちて数ヶ月のオタクが「シャクラ」を観たよ。
初めて主演映画を劇場で鑑賞できた!!ヤッタ〜!!
完全主観による無責任発言多めの感想だよ
※※ネタバレがあります※※
初見の正直な感想
おもしろかったです!
ですが…正直まだストーリーを整理できていません!泣
特に最後の畳み掛け、何が何だか分からず誰誰誰!?何何何!?(宇宙猫顔)になっていました
初めてちゃんと武侠映画なるものを見たのですが
特に説明もなく難しい名前の登場人物が大量に出てくるので途中から相関関係がごっちゃになってしまった
(武侠映画ってみんなこんな感じなのかなぁ)
でもそれ抜きにしてもおもしろかったです!
言わずもがなアクションが凄すぎて訳が分からなかった
しかしストーリーパートでツッコミどころも多かった
そこの寒暖差で風邪ひきそうでした
前半〜中盤は割と綺麗にストーリーまとまっていて、エピローグ(バカ長い)で様子おかしくなり最後の爆速エンドロールに爆笑
ところどころつっこみたくなる箇所があり、この喬峯が夕陽見るぶれぶれのシーンいるかな…とかなんでお色気シーンこんなカメラ寄るねんとか
義断の杯のシーン不自然に長くないかとか
さんざん谷垣さんの過去記事とかでドニーさんの現場でのハチャメチャぶりを聞いているおたくとしては
もう本当に先入観なんだけどあれじゃないこれじゃないといろいろ現場で急遽追加になったのかなと
現場のドニーさんの姿が脳内にちらつきました(笑)実際どうかは分かりません!
ちょいちょいストーリーパートで心の中でツッコミを入れつつも
アクションパートの圧巻さにへあっ!?とびっくりするのを繰り返していて忙しかった
そういう”いびつ”っぽいところも含めて愛すべき映画だなって思いました
原作の中でも喬峯を演じることにこだわりがあったと言っていたけど
本当に現代でやる意味のあるヒーローだと思った
大量の情報が否応無しに常に流れ込んできて、
無責任な色々な人の気持ちや意見が意図せずとも目に入ってきてしまう現代の情報過多な世界で
誰が何と言おうと言わせておけばいい、結局は自分の信じるものに従うだけ、っていう着地がすごく良いと思った
すごく勇気をもらえたし自分も自分なりの信念を持って頑張ろうって思えました
中国の武侠映画版MCU的なことをやりたいって言ってたけど
本当にそんな感じの印象で
これやりたい!こんなんあったら面白くない?という情熱を感じてよかったです
特に最後のエピローグ(笑)(笑)
パンフレット読んでいて原作小説の「天龍八部」は4人のメインキャラクターがいて喬峯はそのうちの一人だと知りました
他のキャラもチラッと顔見せ程度で出ているっぽい
中国では有名すぎる小説のため特に説明せずともみんな分かるらしい
日本人には不親切だけど…笑
というか原作の「天龍八部」普通におもしろそうだな〜
普段あまり本を読まない人間なので長編すぎてハードル高いけど…汗
ヒロイン阿朱(あしゅ)について
男女の恋愛描写に苦手意識があるんだけど
この映画の描き方はとても好きでした
喬峯と阿朱の関係は恋愛っていうか
男女のブロマンス的な関係だと捉えてたしその方がいい!と個人的に思っていたので
最終的に阿朱が「妻」になっちゃったのはちょっと残念だった
(原作がそうなのかな?)
誰からも信じてもらえなくても
信じてくれる人(阿朱)が1人でもいればいい、それが喬峯の生きる理由になるし
阿朱は死んでしまったけどそれでも
一時でも自分を肯定してくれたという事実が残って喬峯を生かし続けているというのがとてもドラマチックで良いし納得感があった
父にも喬峯にも愛があってどちらも選べなかった阿朱の行動は
悲劇的な結末になったけどそれが結果的に復讐の連鎖を止めることになるのもやっぱりヒロイン的だなって思った
好きなシーンとかキャラクター
ヒロインの妹の阿紫(あし)が良かったです!
原作では門弟同士で潰し合う過酷な環境を生き抜いたかなりの暴れん坊で癖つよキャラらしい
今回の映画でもちょっと跳ねっ返り感が出ていてよかった!
もっと大暴れするところ観たい!!(強い女がすきなので)
話が通じなさそうなところがよい(話する前に先に手が出そう)
これは完全におたくの妄想なんだけど
最後の方、喬峯と阿紫が馬に乗って並走するシーンがあるけど
ヒロインの妹(阿紫)と義兄(喬峯)のコンビってめっちゃいいなと思った
所詮他人同士だしそこまで性格の相性良い訳じゃないんだけど
阿朱という存在で繋がってる二人…良いゾ……
もし続編あるならここのバディものをむちゃくちゃに見たいです
あと今回、比較的出番多めだった喩亢さん
見るたびに何とも言えない愛嬌と味のあるいい役者さんだなって思うんだけど、ドニーさんの映画以外では見れないんだね、ちょっと勿体無い 笑 でもそこが良い!
馬夫人は黒幕のキャラでもあるんだけど
とても悲劇的な背景で感情移入してしまった
美しさという武器はあるけど境遇に振り回されてそう生きるしかなかった悲劇という感じだった
他にも好きなシーンいろいろあるけど
阿朱が段正淳(父)と阮星竹(母)に対して
「娘さん(阿紫)はあなたを愛しています」って伝えてそこに自分の気持ちを重ねる切ないシーンとか
命懸けで阿朱を守る喬峯に対して阿朱が「私にそんな価値があるか?」と聞いて、それに喬峯が「ある、自分を信じてくれた」って返すシーンとか
父との再会のちの喬峯と阿朱の小舟の上でのやりとりとか
義断の杯かわしたのちの命の取り合い本気バトルとか
心に残る良いシーンいっぱいあった!
こっから私の妄想強めだよ
これは完全に一介のオタクくんの妄想なんだけど
推しのドニーさんがいつめんスタッフに囲まれて
嬉しくて出番終わっても喩亢さん残らせて助監督やらせたり
谷垣さんを急にカメオ出演させたり(パンフ情報)
自分の好きな人たちと自分の好きな原作を映画化して
推しが幸せならそれでファンも幸せっていう気持ちになったよ
ドニーさんのこれいいでしょ、面白いでしょ、みたいな気持ちが
ファンとして共感できるし
いつまでもワクワクを持ってる推し、カッコイイ…みたいな気持ちになる
ドニーさんはもう自分のやりたいこと何でもできるみたいな立ち位置にいるのかもしれないけど
これからも自分のやりたいこと好き勝手やってほしいしそれを見ていたいなと思いました
『シャクラ』舞台挨拶レポ

2024/01/06 @TOHOシネマズ錦糸町・楽天地
ギンティ小林さん(映画ライター)&谷垣健治さん(アクション監督)トーク
シャクラの舞台挨拶の内容を記憶を頼りにまとめました
書いている人が記憶力に自信がないのと、にわかファンのため細かい情報に誤りがあるかもしれないです…(すみません)ご了承のうえでお読みください
結構パンフレットとか谷垣さんのコメント動画で既出の話もありました。
あと話の流れ前後しているかも
※※本編のネタバレがあります!※※
(小林さん&谷垣さん入場)
やばい谷垣健治さん目の前におる…ちょっと小柄な印象
たぶんちょっと小走りで舞台に上がってたんだけどそれが全身筋肉あって体幹しっかりしてる男の人の動きで個人的には初っ端からハチャメチャときめいてしまいました…
舞台裏でも小林さんと話が盛り上がっていたらしく、その流れで舞台に上がって早々2人とも立ったまますごい勢いで話始めてしまって、劇場スタッフの人にあの座って話を…と言われて慌てて座っていて可愛かった
冒頭トーク
・「なんじゃこりゃ!」って感じの正月映画らしい景気良い映画
・正月から「俺が貴様を地獄へ送る!」って何だよ!と笑いながらつっこんでいた(日本版ポスターのキャッチコピー)
・スマホ取り出してメッセージ履歴見返しながらドニーさんとの近況を教えてくれた
さっきパンフレットの写真をドニーに送ったら「本国の配給元に送って!」と返信がきたとのこと(本国は映画のパンフ的なものがないっぽい)
・舞台挨拶あるんだけど何かメッセージある?とドニーに聞いたら英語でメッセージをくれて、谷垣さんが読み上げてくれた(たぶん映画楽しんでね的なメッセージ)
・ドニーはこの映画を気に入ってて今の現場の監督とかが居るモニターチェック用のブース?にiPad持ってきて流してみんなに見せてるらしい(このエピソード ドニーさんぽくてめっちゃ好き 笑)
映画の内容について
・本当なら原作はドラマにするくらいの分量だけど無理矢理130分におしこんだ
その結果があの読ませる気のない爆速エンドロールです(笑)
・原作は長編だがどこを切り取るか(喬峯編)だけは最初から決まってた
・最後の真犯人の種明かしパートちゃんと分かりました?分かりにくいよね?って谷垣さんが全部もう一度丁寧に教えてくれた
馬乗ってもふもふ来てた人は喬峯で〜その後出てくるのは喬峯のお父さんで最後の赤ちゃんは喬峯だよ!みたいな感じ
てゆうか俺もよくわかってないみたいなこと言ってた(記憶あいまい)
・ドニーさんの喬峯父の兼ね役について 谷垣さん「年相応だったでしょ?(笑)」
・真犯人種明かしパート撮影始めたときは誰を犯人にするかまだ決まってなかった(!?!?)今までにない感じにしようっていう話だけしてた
だから坊主(玄苦大師)がお前は…って言って殺されるシーン撮影ではまだ真犯人が決まってなかったので本当は犯人の肩なめカットが撮りたかったけど撮れなくて坊主単体のアップになった(そんなことある…?)
アクションについて
・よくある武侠映画のアクションはかなりファンタジー強めだけど今回はおさえた(これでも抑えてます!)龍出すのとかはやりたくなかった
・あとよくあるのは空まで飛んでって上空でカンカンやるのはよくあるけどそれはもう先輩がいるから僕らは下に下に…って感じでアクション組んだ
・ワイヤーアクションについて「みんな体重2キロくらいしかない」
・「僕らはゴミ拾いの達人」宮崎吾朗さんの宮崎駿監督評の言葉を引用して、日常のちょっとした気づきを集めて作品にさりげなく組み込んでいくのがうまい、って話で、全然レベル違うけどちょっと分かるんですよ、僕らもいろんな要素を足してアクション作ってる、敵が盾で喬峯を覆うシーンは日本の組体操の動画を現場で見せて決まった、あとロシアのコサックダンスからヒント得たシーンとか
・谷垣さんどこにいたか答え合わせ
最初の鳩摩智 (くまち)とのシーン(であってますかね…)で武器で壁を叩いて喬峯に知らせる役
本当は喬峯のとこまで飛んでって知らせにいく予定だけど、最初っから誰でもかんでもぴょんぴょんしてるとパワーバランスが分かんなくなるのでカットになった「一番最初に飛ぶのはドニー!(笑)」
・ 屋根走るシーンはもともとなくて現場で追加になった。でもそれ用のセットじゃないからぼこぼこ崩れる(笑)ので演者を落とさないようにクレーンでつるしてたところもある
・100tクレーン4台って異常だよね
・ウー・ユエさんは国から賞をもらうくらい(?)武術がすごい人らしい。谷垣さんもすごくやりやすい人だったとのこと
・↑の話に対して小林さんがウー・ユエさんが学年主任顔だと言い出してなら喬峯はヤンキーだねって例えに谷垣さんが笑っていた
苦労エピソード
・最初の方のシーンの撮影はまだ予定めどたっててVコン作ったりする余裕あったし6日くらいで撮れたけど中盤シーンあたりからスケジュール怪しくなってきてめどたてるのが難しくなって最後のシーン撮影は結局1ヶ月くらいかかった。その間ウー・ユエは別の作品の撮影にも行ってた
・クライマックスの戦いは撮影に時間がかかりすぎて別作品の撮影クルーにその場所を空け渡さなきゃいけなくなったので、その場しのぎで窓から突き抜けるとか下落ちるかとか、そういうので他の撮影クルーの予定気にしながらなんとかアクションつないで編集で上手いこと繋げてった。
・↑この時に谷垣さんがアクションの説明をバーン!とかドカーン!とか擬音語使いまくり&身振り手振りで一生懸命 説明してくれて可愛かった 雰囲気だけしかあんまり良く分かんなかったけど(笑)
・編集スケジュールがやばかった、本国の公開は2023年の旧正月だったけど前年の10月(多分)くらいまでまだ撮ってて11、12月で編集1月公開みたいな…(ヒ、ヒエ〜〜〜)
おわりに
・ドニーさんのサイン入りポスターを抽選でプレゼント 谷垣さん「僕が持っててもしょうがないんで…」
・サントラCDのプレゼントで。曲も良く聞くと良いよ、ドニーが仮編集の時に持ってきた曲が良かったのでその作曲の人にお願いすることにしたとのこと
・導火線2の話が出て会場ザワつく
ドニーから4月空いてるか?って聞かれたけど谷垣さん空いてなかった
導火線1の舞台なんですか?とか小林さんに質問責めされるもまだなんも決まってないとのこと(笑)
・新作映画(ジャッジメント??)は少し現場に見学にいった
・今後もドニーさん撮影の予定がもりもりで「50歳で辞めるって言ってたのに今すごく忙しくしてる(笑)」
・谷垣さん帰りしなに、シャクラもジョンウィックのケインもイップマンも同じ人やってるのすごいよね、って今思いました、ってオタクが100回くらい思ってることを今更言ってました
話がなかなか尽きずに劇場の人がそろそろ…って言って終わらそうとしてもまた二人が話し始めるので、無言の圧をかけられていた(笑)
以上です!
体感 秒で終わっちゃった…まだまだお話し聞きたかったな…
『イップ・マン 序章』感想

JW4からドニーさんにハマった私ですがまだ代表作を観れていなかった!
今更ながら「イップ・マン序章」(2008年公開)を観た感想。
○ストーリー
実在の人物をモデルにした映画で、1930年代、日本軍に占領された中国広東省仏山市で、日本軍の理不尽な仕打ちの中で生きていた町の人々だったが、その理不尽に屈さずに己の美学を全うして「詠春拳」で戦う葉問の姿が民衆に勇気を与え、民衆たちは団結し希望を取り戻していく。一方葉問は戦いの中で銃を向けられ重症を負い、一家とともに命からがら仏山から逃亡するところで映画は終わる。
○本当に美しい映画だなぁ…
一番の感想は本当に綺麗な映画だなっていう事で、美術がきれいだし、画作りが美しくて、観ていてほれぼれうっとりしてしまうシーンが多くて(特に前半)目に華やかで幸せな気分になれた。
美術設定資料集とかあればぜひ欲しいな〜って思うくらい。かなり中国の美しい視覚的な世界観にときめいた!
あと美術に関しては古い綿工場で綿が飛び散る中で戦うシーンも面白かった。
最初の場面で出てくる豊かな時代の葉問邸の調度やら街の雰囲気やらが本当に綺麗で、この世界観に入り込めるだけですごく幸せな気分になれる。
映画中は基本「静」な空気感がずっと流れている感じで、BGM等の演出も最低限な感じがした。そんな凪な時間の中で、戦いの場面の技の美しさはもちろん、イップ師夫の武術の精神や他人への哀れみ慈しみの心だったり、夫妻のどんな厳しい境遇でも慎ましくお互いを思いやる心だったり、そういう美しいものがずっと流れていて、静かな時間の流れの中で際立って良かった。
結果その美しい精神が民衆の心を動かすというのも良かった。
○ドニーさん演じるイップ師匠
それはそれとして、JW4のケインをドニーさん推しの入口としている人間にとってはドニーさん演じるイップ師匠のギャップにトキメキが過ぎる………全然ヤカラ演技(?)のケインとイメージが違う!お上品で美しいイップ師夫の身のこなしのギャップに胸がキュンキュンしてしまうよお〜ドニーさんの振れ幅スゴ!!!!と改めて認識。
イップ師父、戦いの中で民衆たちに希望を与えていく存在なんだけど、本人はどこか少し客観的で冷めていて、ずっと悲しげな感じがして、暴力が支配する世界を憂いている感じがまた師父の美しさを際立たせていた………。
あと葉問一家がかわいすぎるぅ〜。奥さんが比較的長身で常盤貴子似?な凄く美人さんなんだけど所作がなんとなく可愛らしくてイップ師父も所作とか雰囲気が穏やかで美しいから奥さんとのやりとりが本当に癒しでしかない…………。ありがとうございます………。
ストーリー上しかたないとしても一家が辛い目に合うのが本当にしんどくて……どうか幸せになっとくれ〜としか思えん………。
あとはイップ師父の皆んなからの愛されっぷりにかなり癒された!推しが愛されてる世界は癒し〜〜〜〜。
個人的にはかなり好きな映画です!
2観るのも楽しみ〜!