『導火線 FLASH POINT』(2007年公開) 感想。
JW4からドニーさんに爆ハマりしてるオタクの感想だよ。
※※※ネタバレあるよ〜※※※
・かんそう
ムッッッッッッッッッッッチャクチャ好きな映画すぎる。。。
良すぎて脳汁ブシャブシャでる、ガチでおもしろすぎる。。。
けど何でこんな好きなのか説明しろって言われるとむずい。。
とにかく全体に流れる何とも言えない雰囲気がほんとに堪んない、
冒頭のクラブ?のシーンとかちょっと絶妙にダサいんだけど
そういうダサさも含めて堪んないものがある
乱雑としていて心を荒ませるけどそれが逆にほっとするみたいなアンニュイな質感というか
それがストーリーとリンクして胸にくる切なさと言葉にできない無常感が映画内にずーっと漂ってるかんじ
特に編集がすごすぎる、本編1時間30分と短めだけど1秒も無駄がない感じ
ストーリーパートもアクションパートも同じくらいのスピード感と緊迫感でストレスなくシームレスに観れる。うめぇ〜
あとBGMが本当に堪んないのよな、、、、、24時間 エンドレスで脳内で流しとってほしい、良すぎる、、
オールタイムベストに入るレベルで好きな映画すぎる
ドニーさん好きになってなかったら観てなかったと思うのでマジで観れてよかった、ドニーさんありがとうすぎる、すごい好きな映画や。。。
(というか何だこの語彙力が終わっとる感想は…)
・マーとウィルソンの友情
ストーリーの主軸はマー刑事とウィルソン刑事の相棒2人の友情なんだけどここ2人の関係性が良すぎる
2人とも優秀なんだけど問題児で刑事の癖して不良学生チンピラみたいな風貌でお堅い組織内で浮いてる存在なのがまず良いし、一緒に言いたいこと言ってバカやれる感じがめっちゃ良い(ビーチでの言い合いとか執務室でウォン警部との3人でのやりとりも堪らんすぎる…)
しかも2人が仲の良い相棒だと周囲に認知されてんのも良すぎる
多分マーは(悪い意味で)警察内では有名人だと思うのでウィルソンは「あのマー刑事の相棒」って認知されてるんだろうな・・・・(良いぜ・・・)
主人公のマーがすごく魅力的でよかった
全体的に「怒り」がテーマな作品なのかなと思ってるんだけど
マーはそれを体現してるようなキャラクターで作品全体に説得力が増すなと思った
マーの表情はいつも不機嫌そうであまりプラスな感情を表に出さない感じなんだけど、深く傷ついている友人(ウィルソン)を思いやる心があって、大事な友人を傷つけられたという純粋な怒りとただ友達を助けたいというピュアな気持ちがあって、すごく善良さがあって感情移入できる。
マーは不器用な人間でその心の中の善良さを上手く外に表現できないんだけど、その純粋な怒りの感情がアクションとして昇華されているのがすごく良いなと思った
マーは実際すごく繊細な人間だと思うんだけど、本人がすこぶる感情表現が不器用で尚且つ格闘の才能があるがゆえに、ありあまる正義感で先に体が動いてしまうところが多分あって、不本意に「暴力刑事」の評判がついちゃったのかなと…
そういうマーの性格の不器用さとかがちゃんと感じられる脚本がいいなと思った
そんなマーの性格をふまえたうえで
普段は冗談言い合ってふざけてる2人だけど心では固く信頼し合ってるマーとウィルソン、まじで【理想のダチ】すぎて目眩しそうでした………(最高ゥ〜〜〜〜!)
(ここまでぜんぶおたくの妄想ぉ〜〜〜〜〜)
・アクション
自分がアクションについてはまだまだ不勉強でとにかくスゲーーーーーーッッッ!!!、カッコイイーーーーーーッッッッ!!!ってことしか分からないんだけどこの作品が契機になってドニーさん流のMMAが世界に認知されていったんですね
アクションのリアリティが本当にすごかった
マーのあのギランギランした目でトリッキーな動きするアクションが本当にハラハラワクワクした
あとこの作品はストーリーとアクションが地続きになっている感じがして、アクションにキャラクターの感情がちゃんとのっている感じがして「アクションの演技」がすごくよくてより世界観に没入できました
・その他で好きなとこ
ウィルソンの彼女役の女優さん(ファン・ビンビンさん)がまーじで可愛すぎる、、、、妖精みたいな透明感な可愛さ、、、、顔もバチボコ可愛いんだけど所作とか表情とか醸し出す雰囲気がめっっっっっちゃ可愛い、、、
可愛すぎて殴られるシーンとかガチでつらかった
あと映画のラストで敵側兄弟の認知症のお婆さんが草原の中をうろうろしていてそれを見つけるマーのカット、本当に悲しかった・・・好きなシーンです
おわり