shimaのblog

素晴らしいものたちを布教するためのblog

『シャクラ』舞台挨拶レポ

2024/01/06 @TOHOシネマズ錦糸町楽天
ギンティ小林さん(映画ライター)&谷垣健治さん(アクション監督)トーク

シャクラの舞台挨拶の内容を記憶を頼りにまとめました
書いている人が記憶力に自信がないのと、にわかファンのため細かい情報に誤りがあるかもしれないです…(すみません)ご了承のうえでお読みください
結構パンフレットとか谷垣さんのコメント動画で既出の話もありました。
あと話の流れ前後しているかも

※※本編のネタバレがあります!※※

(小林さん&谷垣さん入場)
やばい谷垣健治さん目の前におる…ちょっと小柄な印象
たぶんちょっと小走りで舞台に上がってたんだけどそれが全身筋肉あって体幹しっかりしてる男の人の動きで個人的には初っ端からハチャメチャときめいてしまいました…

舞台裏でも小林さんと話が盛り上がっていたらしく、その流れで舞台に上がって早々2人とも立ったまますごい勢いで話始めてしまって、劇場スタッフの人にあの座って話を…と言われて慌てて座っていて可愛かった

冒頭トーク
・「なんじゃこりゃ!」って感じの正月映画らしい景気良い映画
・正月から「俺が貴様を地獄へ送る!」って何だよ!と笑いながらつっこんでいた(日本版ポスターのキャッチコピー)
スマホ取り出してメッセージ履歴見返しながらドニーさんとの近況を教えてくれた
さっきパンフレットの写真をドニーに送ったら「本国の配給元に送って!」と返信がきたとのこと(本国は映画のパンフ的なものがないっぽい)
・舞台挨拶あるんだけど何かメッセージある?とドニーに聞いたら英語でメッセージをくれて、谷垣さんが読み上げてくれた(たぶん映画楽しんでね的なメッセージ)
・ドニーはこの映画を気に入ってて今の現場の監督とかが居るモニターチェック用のブース?にiPad持ってきて流してみんなに見せてるらしい(このエピソード ドニーさんぽくてめっちゃ好き 笑)

映画の内容について
・本当なら原作はドラマにするくらいの分量だけど無理矢理130分におしこんだ
その結果があの読ませる気のない爆速エンドロールです(笑)
・原作は長編だがどこを切り取るか(喬峯編)だけは最初から決まってた
・最後の真犯人の種明かしパートちゃんと分かりました?分かりにくいよね?って谷垣さんが全部もう一度丁寧に教えてくれた
馬乗ってもふもふ来てた人は喬峯で〜その後出てくるのは喬峯のお父さんで最後の赤ちゃんは喬峯だよ!みたいな感じ
てゆうか俺もよくわかってないみたいなこと言ってた(記憶あいまい)
・ドニーさんの喬峯父の兼ね役について 谷垣さん「年相応だったでしょ?(笑)」
・真犯人種明かしパート撮影始めたときは誰を犯人にするかまだ決まってなかった(!?!?)今までにない感じにしようっていう話だけしてた
だから坊主(玄苦大師)がお前は…って言って殺されるシーン撮影ではまだ真犯人が決まってなかったので本当は犯人の肩なめカットが撮りたかったけど撮れなくて坊主単体のアップになった(そんなことある…?)

アクションについて
・よくある武侠映画のアクションはかなりファンタジー強めだけど今回はおさえた(これでも抑えてます!)龍出すのとかはやりたくなかった
・あとよくあるのは空まで飛んでって上空でカンカンやるのはよくあるけどそれはもう先輩がいるから僕らは下に下に…って感じでアクション組んだ
・ワイヤーアクションについて「みんな体重2キロくらいしかない」
・「僕らはゴミ拾いの達人」宮崎吾朗さんの宮崎駿監督評の言葉を引用して、日常のちょっとした気づきを集めて作品にさりげなく組み込んでいくのがうまい、って話で、全然レベル違うけどちょっと分かるんですよ、僕らもいろんな要素を足してアクション作ってる、敵が盾で喬峯を覆うシーンは日本の組体操の動画を現場で見せて決まった、あとロシアのコサックダンスからヒント得たシーンとか
・谷垣さんどこにいたか答え合わせ
最初の鳩摩智 (くまち)とのシーン(であってますかね…)で武器で壁を叩いて喬峯に知らせる役
本当は喬峯のとこまで飛んでって知らせにいく予定だけど、最初っから誰でもかんでもぴょんぴょんしてるとパワーバランスが分かんなくなるのでカットになった「一番最初に飛ぶのはドニー!(笑)」
・ 屋根走るシーンはもともとなくて現場で追加になった。でもそれ用のセットじゃないからぼこぼこ崩れる(笑)ので演者を落とさないようにクレーンでつるしてたところもある
・100tクレーン4台って異常だよね
・ウー・ユエさんは国から賞をもらうくらい(?)武術がすごい人らしい。谷垣さんもすごくやりやすい人だったとのこと
・↑の話に対して小林さんがウー・ユエさんが学年主任顔だと言い出してなら喬峯はヤンキーだねって例えに谷垣さんが笑っていた

苦労エピソード
・最初の方のシーンの撮影はまだ予定めどたっててVコン作ったりする余裕あったし6日くらいで撮れたけど中盤シーンあたりからスケジュール怪しくなってきてめどたてるのが難しくなって最後のシーン撮影は結局1ヶ月くらいかかった。その間ウー・ユエは別の作品の撮影にも行ってた
・クライマックスの戦いは撮影に時間がかかりすぎて別作品の撮影クルーにその場所を空け渡さなきゃいけなくなったので、その場しのぎで窓から突き抜けるとか下落ちるかとか、そういうので他の撮影クルーの予定気にしながらなんとかアクションつないで編集で上手いこと繋げてった。
・↑この時に谷垣さんがアクションの説明をバーン!とかドカーン!とか擬音語使いまくり&身振り手振りで一生懸命 説明してくれて可愛かった 雰囲気だけしかあんまり良く分かんなかったけど(笑)
・編集スケジュールがやばかった、本国の公開は2023年の旧正月だったけど前年の10月(多分)くらいまでまだ撮ってて11、12月で編集1月公開みたいな…(ヒ、ヒエ〜〜〜)

おわりに
・ドニーさんのサイン入りポスターを抽選でプレゼント 谷垣さん「僕が持っててもしょうがないんで…」
・サントラCDのプレゼントで。曲も良く聞くと良いよ、ドニーが仮編集の時に持ってきた曲が良かったのでその作曲の人にお願いすることにしたとのこと
・導火線2の話が出て会場ザワつく
ドニーから4月空いてるか?って聞かれたけど谷垣さん空いてなかった
導火線1の舞台なんですか?とか小林さんに質問責めされるもまだなんも決まってないとのこと(笑)
・新作映画(ジャッジメント??)は少し現場に見学にいった
・今後もドニーさん撮影の予定がもりもりで「50歳で辞めるって言ってたのに今すごく忙しくしてる(笑)」
・谷垣さん帰りしなに、シャクラもジョンウィックのケインもイップマンも同じ人やってるのすごいよね、って今思いました、ってオタクが100回くらい思ってることを今更言ってました

話がなかなか尽きずに劇場の人がそろそろ…って言って終わらそうとしてもまた二人が話し始めるので、無言の圧をかけられていた(笑)

以上です!

体感 秒で終わっちゃった…まだまだお話し聞きたかったな…