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11/2 九龍城寨之圍城(原題) 舞台挨拶回レポ

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登壇 : フィリップ・ンさん(出演)、テレンス・ラウさん(出演)、谷垣健治さん(アクション監督)

 

※舞台挨拶トークの書き起こしです。雑です。質問に関しては、広東語で本人が話す→通訳の方が話す、という形で進行していました。

 

 

※※本編のネタバレがあります※※

 

●上映前の挨拶

アンガスさん(プロデューサー)香港からわざわざ映画を見にきてくださってありがとうございました。

フィリップさん)よく聞き取れす(日本語で)よろしくお願いします。

テレンスさん)(日本語で)あ〜、おはよう! 私は〜(広東語で役名)あ、信(シン)です!あ〜〜(フィリップさんに助けを求める)よろしくお願いします!

谷垣さん)あ、おはようございます。もう見てもらった方がいいと思うんで!あんまりいいません。またあとでね、終わってから、ハイ。

(谷垣さん、通訳さんに何かつっこまれて広東語で会話?)

 

●上映後の挨拶

フィリップさん)みなさんこんにちは。私はHAHAHA〜を(会場笑い声で聞き取れず)みなさんこの映画を見て気に入ってくれると嬉しいと思います。

テレンスさん)映画を見にきてくださりありがとうございます。のちほどのQ &Aを楽しみにしています。

谷垣さん)今日初めて見られた方?(観客手を上げる)多いな!どうですか?おもしろかったですか?(会場から拍手)

 

●観客から質問タイム(事前に配られたQRコードから投稿するしくみでした)

 

ーーー谷垣さんへ : アクションの振り付けだけでなく、アクション練習の指導もされたんですか?役柄によって練習内容はどのように違いましたか?

谷垣さん)るろうに剣心のときもそうですけど、トレーニングとリハーサルを分けてやるんですが、一ヶ月二ヶ月の間くらいでアクションがある役者さんにはトレーニングルームにきてもらってやりました。何かをマスターしてもらうというよりは、その人が何が得意で、怪我とか、こういう動きができないとか、そういうコミュニケーションをとる場はあったと思います。

なんでしたっけ質問? 

役柄によってもちろん違います。アクション練習といっても役者さんが5人くらい並んでせーのでやるわけじゃなくて、僕らアクション部十何人かいますけど、アクション部と彼、彼、っていうそれぞれ、もちろん役柄が違うと動き方も違うし、アクションも違ってくるんで。それぞれに合わせたオーダーメイドというかカスタムメイドというか、そういう感じでやっていました。毎回そうなんですけど。

 

ーーーテレンスラウさんは初めての本格的なアクションだと思いますが苦労された点は?

テレンスさん)撮影に入る一ヶ月前からトレーニングを受けて、一生懸命練習をする、実際撮影現場にいくと現場でどういうふうにやるのか監督と相談しながら決めていく、ご存じのようにソイチェン監督は我々役者が準備をして臨むのはあまり好きじゃないです、やっぱり現場は刻々と変わるわけですから、現場にいくとアクションのスタイルはどうなるのか、あるいはやり方はどうなるのか、場合によっては何人かと一緒に戦う場合は、立ち位置はどうするのか、いろいろな展開があるわけなんですよね

そういったものを見た上でやるというのが監督のやり方なので、私はとにかく一生懸命やっただけなんです。

 

ーーーフィリップ・ンさんはとてもクレイジーで深い役柄でしたがキングの役作りは?

フィリップさん)確かソイチェン監督は最初に会議を開いた時に、それぞれ役柄がどういうものかお話をしたんですけれど、監督が言うには映画を見ればあなたの演じる役柄がわかるんですが、観客は最初あなたがやってるというのは全くわからなくなると思うんですよ、といい、そうなんですか、と。そしたら私自身はソイチェン監督の大ファンで、監督はいろんな役柄を演出するのが非常にうまいんですよね。だからとにかく監督を信じていればいいと思いました。そうしたら衣装合わせの日に、私はどういうイメージになるのかなと思ったら、なんと3点セットで、長髪で、髭があって、それで非常にでっかいメガネをかけると。なるほど、多分監督はそういうものが欲しいのかなと。監督はひとりひとり役柄に合わせてそれぞれ方向性を与えているわけなんですね。

例えばジートンが演じた(聞き取れず)この人は割ときちんとしていて、いつも癖で髪の毛が乱れたらすぐ整えるようにする、そういった癖のところも非常に監督は注目するわけなんですよね。

監督は私に対して、君は笑いのところでしっかりやれ、と。笑ってどういう笑いをすればいいんですか?こう笑ったり、ああ笑ったり、、とあれこれやって、最終的には今のやり方を見つけたんですが、この場を借りて監督にお礼を申し上げたいと思います。

つまり笑いの時は非常に難しいんですよ。あんまりやりすぎるとオーバーしてしまって、よくない、逆に足りないと、インパクトがないと。監督はこの辺がしっかりとコントロールできているんで監督には感謝するしかないと。だからこのような素晴らしい演技を見せることができました。

 

ーーーフィリップ・ンさんの演じられたキャラクターの強さについてのコメントが多くいただいたんですが笑、気孔が無敵すぎてすごかった、気孔を極めるとここまですごいのか、などなど、映画のリアリティラインを超えていてすごかったとか(会場笑い)これは意図されたものですか?

 

フィリップさん)みなさん信じないでください、僕は気孔はできません。(テレンスさんがフィリップさんをパンチ)ア〜〜!(フィリップさん倒れるフリ)一回だけですよ、あ〜イタイイタイ(日本語で)。

気孔はもちろんできませんけれども、私の役柄はどんな武器がさされてもうたれても、死なないんですよね 実際やるのは難しいと思うんですけど我々生身の人間ですから、こんなに死なないわけにはいかないんですよ。とにかく監督を信じてみなさんを信じてやるしかないと思うんですけど、だから正直撮影中はバンバンバンバン殴られるんですけれども、何でもないよ、っていう感じで、カットっていったら、もう大変 笑 イタイイタイ笑 そういうことなんですよね。

でも本当にケンジさんの、デザインしたそういうアクション、本当に詳細にわたって、ひつひとつ、とても安全で、丁寧に考えてくれてるわけなんですけど、それと同時に、相手役の私は兄弟と呼んでるんですけど、彼らがとっても気をつけて、とにかく一生懸命やったわけなんですが、そうじゃないと今の出来栄えはないと思うんですよ。

だから本当にケンジさん、それで、兄弟(2人の方を向く)ありがとうございます。

 

ーーー谷垣さんに質問です。縦横無尽なワイヤーワークが素晴らしかったです。ワイヤーワークのトレンドはあるんでしょうか?

そしてキャストのお二人、アクションの撮影は大変でしたか?一番大変だったアクションのシーンはどこでしょう。

 

谷垣さん)ないよね。(会場笑い)あー、そうですね、ちょっと矛盾してるかもしれないんですけど、僕ワイヤーそんな好きじゃないんですよ、ほんとに。ピューンと飛ぶワイヤーがすごい嫌で。

あの、何て言うんですかね、ワイヤーワークを単独で言われると、ちょっと僕の方は「あ〜ワイヤーやっぱり思うんだな」ってちょっと、ちょっと「うっ」とくるっていうか、、、、

だから、なんていうか、ワイヤーもちょっと使うんだけど、ワイヤーの初速をバーン!て出すためのワイヤーだとか、すべてそうなんですけど、そのために使ってたりはあったりとかするので、トレンドのへったくりもないというか、逆に言うとワイヤーって分からないのが一番良い、最後のこれくらいになったら割とスーパーヒーローになるので、必要なんだけども、そこが強調されないようには毎回しているつもりなんですけど、だからトレンドって言われたらないし、興味もないっていう・・・って感じです。

(司会の方が一瞬変な間ができてしまい会場から笑い)

 

ーーーじゃあお二人は?

フィリップさん)映画全体大変でした。(テレンスさんの方にも聞く)

テレンスさん)(力強く)ハイ。(会場笑い)

(谷垣さんが広東語でお二人に何か話す。)

フィリップさん)今みなさんがご覧になった映像は我々が撮ったアクションの映像の半分くらいしかないんですよ。実際は現場ではこの倍以上を撮っていて、今の画面をみていて素晴らしい!と思ったらじゃあ撮影現場ではどれだけ素晴らしかったのか、というのはご想像ください。

一つのエピソードを紹介しようと思いますが、映画の中で実は全員カツラをかぶっているんですよ。私は彼(テレンスさん)もカツラを知らなかったんですよ。地毛だと思ってたんですね。実際アクションを撮るようになったら、どうしようかな、戦う時に、彼の服をひっぱろうかな、やめよう、髪の毛をひっぱろう、と思って、やったら、取れちゃって・・・もういっかいやり直すのに、30分もかかるんですよ。待たされました。ごめんなさいね。

テレンスさん)撮影現場は本当に大変だったと思うんですね。というのは非常に撮影の時間がながいわけなんです。アクションを撮るのに練習するのに時間が必要ですし、あとはアクションの大事なところは、映像的に見て、いっきにつながっていて、連続性というものがものすごく重要視されるわけなんですよ。だから多分一人一日平均15〜16時間はアクションで戦うんですよね。僕は一回だけ24時間ずーっとやらされました.

結果は、特にみなさん見たエンディングの場面なんですけども、全員もうヘトヘトで、全員もう怪我しているんですよね。役者もそうですし、エンディングの場面にはある意味ぴったりな状況だったんですよね。

(谷垣さん、傍から日本語で「はからずも劇中と同じ状況になっちゃった(よく聞き取れず)通訳さん「同じですよね」)

だから時々は眠くて眠くて、寝てしまうんですけど、撮るぞー!って言われたら起きて、また現場に入って、そうすると現場ではですね、ケンジさんもそうですし、監督もそうですし、スタッフのみなさんもそうなんですがみんな一生懸命やって、時々私が思うには、現場の状況と、映画で登場する場面と、もう全く同じなんですよ。そういう風に思ってください。

 

ーーーアンガス・チャンプロデューサーにお伺いします。この映画続編はありますか?

 

アンガスさん)カンヌ国際映画祭のときにも公表したんですけど、すでに計画はあって、初めの一章と終わりの一章、それぞれあると思うんですけど

ところが公表してからは非常にプレッシャーを感じておりまして、なぜかというと、各方面からドンドンバンバン電話が入ってきて、いつやるんだ、いつやるんだ、と。大変プレッシャーを感じております。監督が香港に帰ってから、とにかく準備整えてやりましょうよ、と。あともう一つ問題があるんですが、この映画に登場した5人の役者は、今大変有名になっていて、このひとたちとどういう契約をするのかな、と頭を痛めております。

 

ーーーサモハンさんやルイスクーさんなどベテランの方と共演した感想を教えてください。短めでお願いします(会場笑い)

 

テレンスさん)私はルイス・クーとの仕事が非常に多かったんですけど、特にこの映画の中で、彼は我々を九龍城砦から連れ出そうとする、という柵が閉める前にですね、彼はこのシーンを撮る時に、ウィスキーを持ってきたんですよ。これ飲めと。え、なんですかと。あとでわかったんですけど、先輩の後輩に対するやさしさだと思っています。つまりこれを飲んでリラックスして、うまくいくように、しかも楽しくできるように、そういった心遣いですよね。本当に今でもウィスキーのことを覚えていますし、彼には感謝するしかないと思います。

 

フィリップさん)サモハンキンポーとは5~6回くらい仕事をしたことがあるんですけど、実は小さい頃から彼のファンなんですね。知り合って、実は彼の映画を見て、アメリカから香港に戻って映画を撮るようになったんですけど、今回の映画の中で彼が演じる役柄が私のボスでもあり、敵でもあり、戦うシーンは以前も一回やったことがあるんですが、今回もう一度共演することができて、しかもスクリーンの上で共演を見せることができて、わたしの小さい時の夢が叶ったと。そういうふうに思っています。

 

⚫︎撮影タイム

(客席を撮影する際にカメラマンさんがもっと笑って!と言った際にフィリップさんが劇中の笑い方をしてファンの人を盛り上げていました)

 

終了後、テレンスさんとフィリップさんは出口付近でサインやお写真のファン対応をされていました!

その横からすい〜っと谷垣さんが横切りショッピングモールの方へ消えていきました 笑